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おすすめの書籍(沖縄戦)

沖縄戦の歴史や、戦跡、米軍基地や安全保障など、沖縄を取り巻く現状を理解するのに役立つ書籍を紹介します。特に私が沖縄で平和ガイドを行う際に話す知識や情報がまとまった書籍などを整理しています。

沖縄戦新聞―沖縄戦60年.jpg

琉球新報社『沖縄戦新聞―沖縄戦60年』(2005)

琉球新報で2004年7月から2005年9月まで14回にわたり掲載した特集紙面をまとめたもの。実際の新聞と同じ構成で、沖縄戦当時の状況を説明しており、日常の情報を取り入れる感覚を持ちながら歴史に触れられる作りになっている。「現代の視点から再構成する」という謳い文句の通り、当時の報道を検証しているなどもあり、実際に当時の新聞記事と比較して読むとより一層の気づきを得られるかも。

つながる沖縄近現代史.jpg

前田 勇樹,古波 藏契,秋山 道宏
『つながる沖縄近現代史: 沖縄のいまをかんがえるための
​ 十五章と二十のコラム』(ボーダーインク,2021)

沖縄で現在活躍する研究者たちが共同で執筆した入門書。沖縄戦だけでなく、現在の沖縄社会を読み解くために必要なキーワードも多くちりばめられている。学術的にも多彩な分野の研究者が集まっているため、様々な角度から沖縄の歴史を見つめることができると思う。文体も若手研究者が書いているため、非常に読みやすいものに仕上がっていて、初学者にも気軽に手に取れる内容になっていると思う。

新課程・高等学校歴史教科書 歴史総合と沖縄.jpg

沖縄歴史教育研究会、新城 俊昭
『新課程・高等学校歴史教科書 歴史総合と沖縄』(東洋企画,2022)

沖縄の歴史教科書で、沖縄戦に繋がるまでの歴史も含め、分かりやすくまとまっている一冊。やはり沖縄戦を知るには、沖縄戦前の歴史をちゃんと知ることが重要で、その基礎を作るのにお勧めの教科書。また、戦後史についてもざっと書かれているので、初学者が沖縄の歴史をフローで学ぶのに適した教材ではないだろうか。この教科書で流れを掴みつつ、より深い内容については別途、専門書を読むなどして補強していくのがスムーズな学び方だと思う。

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