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おすすめの書籍(研究方法論)

沖縄戦の歴史や、戦跡、米軍基地や安全保障など、沖縄を取り巻く現状を理解するのに役立つ書籍を紹介します。特に私が沖縄で平和ガイドを行う際に話す知識や情報がまとまった書籍などを整理しています。

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Wayne C. Booth, Gregory G. Colomb, Joseph M. Williams, Joseph Bizup, William T. Fitzgerald 『The Craft of Research』(Univ of Chicago Pr,1995)

研究者にとって最も重要な研究手法の設計、いわゆるリサーチデザインについての古典。研究者にとっての常識といって良い考え方が詰まっており、これを読み込むことが研究者になる第一歩だといえるほどの一冊。私は常に手元においておき、研究を行うときは常にチェックリストとして用いている。ちなみに英語版はFourth Editionまで出ており、日本語版『リサーチの技法』も2018年に出版されているので、大学生からでも手に取りやすくなっている。

マンガでわかる統計学.jpg

高橋 信, トレンドプロ『マンガでわかる統計学』(オーム社,2004)

漫画だと思って侮ることなかれ。入門書として十分な統計の知識が得られる本書は、初めて統計学に触れる初学者でも読み込みやすく、「記述統計学」「推測統計学」の入口の入口、スタートラインのぎりぎり先っぽまで案内する役割を担ってくれると思う。数学のような積み上げ式の学問は、とにかく演習を解きまくることが重要。最初は写経(書いてある計算式を書き写すこと)をしながら、行間(に隠れた重要な式変形や発想)を読んでいくことで、徐々に理解できるようになっていくもの、そういう読み方をしよう。ちなみに、この一冊だけでは当然、実用的な統計の知識というにはほど遠いレベルであるわけで、別途参考書を用意する必要はあるものの、まずはこの一冊を完璧にできれば、統計を学ぶスタートラインには立てると思う。

質的研究入門―「人間の科学」のための方法論.jpg

ウヴェ フリック, Uwe Flick, 小田 博志・山本 則子・春日 常・宮地 尚子(翻訳)『質的研究入門―「人間の科学」のための方法論』(春秋社,2002)

質的研究における辞書のような存在。社会学を学ぶ人は絶対に手元に置いておくべき一冊。質的研究の方法論を充実させることで、さらに進んで混合研究法(質的研究と量的研究を相互に補完・組み合わせた研究方法)へ接続することもできるため、質的研究の基礎を固めるためにはぜひ読んでおきたいところ。

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